逓減定期保険

逓減定期保険は定期保険の一種ですので、定期保険の税務取扱に準じます。 従って、長期平準定期保険の条件に該当した場合は、長期平準定期保険の税務取扱と同様に取り扱うことになります。

※長期平準定期保険に条件に該当する保険でも、解約返れい金が一切支払われないものについては、全額損金扱いとなります。

経理処理例

  • 契約者・・・法人
  • 被保険者・・・役員
  • 保険金受取人・・・法人
  • 契約年齢・・・35歳
  • 保険期間・・・10年
  • 保険料払込期間・・・10年
保険料支払時の経理処理

・保険料50,000円を支払った。

借 方 貸 方

支払保険料

50,000円


現金・預金

50,000円


ポイント

長期平準定期保険に該当しないので、通常の定期保険同様、全額損金となります。


保険事故発生時の経理処理

役員が死亡し、死亡保険金1,000万円を受け取った。

借 方 貸 方

現金・預金

10,000,000円


雑収入

10,000,000円


  • 契約者・・・法人
  • 被保険者・・・役員
  • 保険金受取人・・・法人
  • 契約年齢・・・35歳
  • 保険期間・・・40年
  • 保険料払込期間・・・40年
保険料支払時の経理処理

・保険料50,000円を支払った。

保険期間の前半6割の期間

借 方 貸 方

支払保険料

25,000円


前払保険料

25,000円


現金・預金

50,000円


ポイント

長期平準定期保険の条件に該当するので、2分の1損金となります。


保険期間の後半4割の期間

借 方 貸 方

支払保険料

65,000円


現金・預金

50,000円


前払保険料

15,000円


ポイント

後半4割の期間は全額損金となります。また、前半6割の期間に資産計上した前払保険料も、後半4割の期間でその期間の経過に応じて取り崩し、損金の額に算入します。


保険事故発生時の経理処理

役員が死亡し、死亡保険金1,000万円を受け取った。

借 方 貸 方

現金・預金

10,000,000円


雑収入

9,500,000円


前払保険料

500,000円


ポイント

前払保険料の残額を取崩し、死亡保険金との差額を雑収入とします。


※上記の経理処理は一例です。保険料払込期間などによって経理処理は異なります。
※上記の保険料、保険金額等は、説明のために簡単な数字を使用しています。

根拠となる法令等

  • 法人税基本通達9-3-5(定期保険にかかる保険料)
  • 昭和62年6月16日直法2-2(例規)
    「法人が支払う長期平準保険等の保険料の取扱いについて」
    平成8年7月4日課法2-3(例規)により改正
    平成20年2月28日課法2-3、課審5-18により改正
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※当ホームページに記載している税制は、平成27年5月現在のものです。
※税務・会計処理の際には、必ず所轄の税務署や弊社提携会計事務所等の専門家へご相談ください。

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